現代の社会のシステムは、良いとか悪いは別として、やはり優遇されている人はどんどん優遇されやすく、優遇されていない人はなかなかチャンスを与えられない傾向があるのでは、と思います。実力が評価されると言うよりも、実力以上に見せる力や人にアピールする力、デコレーション力(造語)のようなものが評価されやすいのでは、とも思いますが、どうでしょうね?
例えば成功する人の特徴にはもちろん色々あるとは思います。しかし、何らかの学歴、肩書や容姿、キャリア、それらを武器や切っ掛けにして何らかの評価を受けたとする。そこまでは頑張る。一度でも評価を受ければそれは実績につながり、それを基にまた評価されやすい。そこで信用を得た人はまた次につなげる。
もちろん一発で終わる人もいる。これはどちらかと言えば、現代の先進国では正しいほうだとも思います。(笑)
しかし、ここからが問題。そのうちその自分の資源も枯渇したり足りなくなれば、出まかせや嘘もつきつつ、いかにも「無いものを有るように見せようとする」人もいる。そしてまたそこから成功を得ようとする。あまり能力や資質が問われることはない。それより「いかに権威や権力、肩書などを用いて人を納得させるかということが重要」と、こういう事はよく知っているので「いかにもデキそうと思わせればよい」と思う。そしてまたその力で、得たいものを得ようとする。
誰でも実はそれをどこかで知っている。でもこれを出来る人と出来ない人がいる。(笑)
人によっては「言ったもん勝ち。やったもん勝ち」を選択する人もいる。しかしこれもスキルや才能なので、上手い人もいれば下手な人も勿論いる。(笑)
つづく・・・