これを読めば数字嫌いの人も数字を好きになります。だって数字はその辺の占い師よりあなたの運命、あなたの性格、あなたの使命、あなたの生き方、あなたの知りたい色々なことを正確に確実に教えてくれるからです。(笑)しかし、この力を使うには大切なことが一つあります。自分自身の頭でそして色々な角度で深く考えることです。
自分の「運命数」を知るのも、私は大切なことだと思ってます。何十年も前に、一般では「カバラ」などあまり知られていなかった頃、エンジェルナンバーなんてのももちろんありませんでした。私も自分の事を知りたくて数秘術で色々な計算をしたりしたのを覚えています。
カバラや数秘術だけでなく、時代や文化が違う「運命を知る方法」や「占い」でも、自分にまつわる「事柄」や「数字」などが同じことを何度も語りかけてくるのに驚いた時もありました(笑)。
指針として自分の「運命数」を知ったり、色々な「性格診断」の導き方は、今では色々と書かれているのでそちらに譲り、ここでは違うアプローチと視点を持つお手伝いが出来れば良いと思い書いていきます。
数字の持つ意味を浅く理解するのではなく潜在意識の深いところで理解できるようになればちょっと世界が違って見えてきます。
数字の説明は何度も何度も読んで「心当たりや必要性、自分の状況や状態に当てはまっている」と思えば、それがあなたの今必要な「数字の道しるべ」になります。数字が教えてくれる事に耳を傾ければ、あなたにとってそれが大切な「数字の神からの贈り物」になるはずです。深いところで理解するのも楽しいですよ。
数字 1
終りからの始まりへの数字としての1。
通常は物事の始まりや開始を表す。
「根源」、「実在」、「存在」、「意志」、創始者、パイオニア、行動力、指導力、推進力、能動的、独立、孤独、野心、孤立、統一、などを表す数字。
私達が「初日」とか「新しい事」とか「はじめの一歩」とかを数字に当てはめれば、通常「1」を考えますよね。
どんな出来事でも、この「最初に至る」仮定が存在していて、「最初の1」があると思います。
「中学1年生」には「小学校の6年間」があり、「高校1年性」には「中学の3年間と小学校の6年間」の土台があります。当たり前ですよね?当たり前なのに「1」を考えると、その土台を忘れてしまう事があります。あなたが生まれたばかりの「赤ちゃん」なら、もちろん「前世が無ければ、または忘れてしまっていれば」土台は無いでしょう。
それと同じで、新しい事を始めても新しい事が始まっても、「その新しい事」についての経験が無ければ振り返ることはできませんので、「1」を「初め」の事と受け取ってしまいます。
しかし「1」に至る前のものが、その「1」の核とか土台になっていることの方が、現実には多いと思います。
「前の段階を卒業し、次の新しいステージ」を経験する「1」もあるのだと気付くことも必要だと思います。
例えそれが「現在困難と思われる状況」で、「前の状況のほうが良かった」としても、それでもやはり前の状態を「卒業」したことであり、「経験を積み重ねた土台がある」事には変わりません。
例えば「小学校でいじめられた経験がある方」が、その土台があるから「中学でもいじめられる」という事でもありません。このいじめられた経験は耐え難いものでも、やはり「辛い経験を積み重ねた土台になる」。そこからしか咲かない「美しい花」や「力強い木」もあるのではないのかな?と思うだけです。
故に、ただ「何も無いところから始める」と考える「1」の捉え方も大切ですが、その「始め」に至る原因に気付く事や、「1」の土台になっているものを「大切にする」ことや「顧みる」事も、同時に必要だという事です。
そしてその捉え方こそが、「困難な道を切り開いていく糧」にもなる場合もあるという事です。
「初めがあり、終わりがある」。新たなるものがまた「始まる」「始める」事の「意味」を見つける事も出来ます。だからこそ、また「今の一歩」「明日の一歩」を少しづつ積み重ねていく事もできると思います。
故に「1」とは、「古くなったものから新しいものへと移り変わる誕生」の意味も隠されており、「死から誕生、破滅から再生の連鎖」を学ぶ「機会(チャンス)」にもなることだと思います。
しかし、それには「孤独や孤立」などもつきまとい、常に新たなるものを受け入れる(受容の数字の2)ことを心掛けなければならないと思います。そして「受容」を行う積み重ねも必要となるのでは、と思います。
この数字の1を深く理解することで、「意志」「存在」、「孤立」や「孤独」、「独立」と「統合」、「而二不二」の意味を深く知ることにもなるのかな?と思いますが、いかがでしょう。