しかし、その瞬間、おばばから勢いよくイメージが飛んできた。「女性器」だ。あまりに急だからマジに驚いた。

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「女性器」そのもののイメージが襲いかかる。そして更に俺を縛り付けるイメージ。

心の中で「おいおい、結構リアルだぞ。鈍感になってるはずなのにマジかよ?」「ネギ類も○○○も食ってるし、交感神経も常に鍛えてる。アドレナリンやノルアド、テストステロンだって・・・・どっか間違えてるのかよ?」ちょっと混乱する俺。

同時に、何となくこの時点で、霊能おばばが何を言い出すか直感的に解ってしまった。
(今だから言えることですが、このようなイメージは私の経験では普通の人からは勝手に飛んできません。霊能力者としては優秀かどうか分かりませんが、確かにこのおばばは何らかの霊気と言うか妖気を持っていた証拠になります。それを無意識に自分の想いと共に放ってしまったのは事実でしょう。飛ばした本人は通常気づかないようです。)

霊能先生
「お前はすぐに私のところに住み込め。私が身体の隅々まで丁寧に霊を取り除いてやろう。そのためにはお前はここで暮らさなければならぬ。
それしか方法はない。絶対になーい。誰も助けれぬ。地獄からお前を助けれるのはこの私だけじゃ。それもすぐにだ。すぐに来なければマズイことになるぞ」

Aさん
「〇○君(俺の事)、先生の言うとおりにした方がいいよ。このままではいけない。絶対にいけないよ、〇○君」


心の中で「Aさん頼むよ、犠牲者増やしちゃダメだよ」と思う俺。
しかし、住み込みしたら・・と、想像してしまった・・・・・・・
「おー恐い、恐い。こっちのほうが地獄行くより圧倒的に怖いわ」

今度は霊能おばばに向かって言った
「そうなんですね。高貴な霊格を持つ輝けるお方とは、きっと先生のことなんですね」と、大げさに言ってみた。
きっと嫌味と受け止めてくれるだろうと期待して・・・しかしこのおばば

霊能先生
「さすがにわしが見込んだ奴だ。勘が鋭い」


心の中で、また声を出して笑いたい衝動を抑え込む。

「マジかよ?ホントある意味、このおばば天然かよ?」
「それに見込んだって弟子にするつもりかよ?(笑)弟子じゃなくて、憑りついてるのを取る話だろうが?」
「まっ、意外とおだてに弱い可愛いとこもあるおばばだな。でもお前の餌食にはならん」とも思った。

もちろんこの後、ここに住み込むほど俺はお人好しでもないし、暇でもない。ましてや悪趣味でもなーい。
Aさんに迷惑がかからないようにお断りした。ただ、あの不思議な妖気を持つ女性は何者か?かなり気になった。

※いやー、こうして書いてると、俺ホント生意気だし性格悪い奴ですね(笑)

霊能者の中には勿論素晴らしい人格者もいます。人の為に自分を犠牲にしている方もいるでしょう。
「共感」できる力を育みながら、信念や知識を経験と共に体系化していき、その上で「自分の世界観」で困っている人達をサポートしていかれている「素晴らしい人達」もみえますので、こういった方々とは「全く違う事」なので一緒にしないで下さいね。お願いします。
私が言っているのは「人をお金としか見てない人」や、「自分の欲やエゴを満足させたいだけの人」のことです。
これは普通の人でも同じです。普通の人と違うのは、人に与える影響が強くなるということだけです。

こういった人たちは「〇〇しないといけない」などと言い切ります。「決めつけて言い切ります。」
その選択肢しかないように仕向けます。それ以外の選択は恐怖や不安でしかないと仕向けます。
「はっきりと言い切られ、選択肢を限定され、恐れや不安を植え付けられた人」は、不安や恐怖から逃れる為に、その相談した人の考えや教えを受け入れようとしてしまいます。

例えそれが真実だとしても、それはあくまで一つの捉え方に過ぎません。どんなことでも色々な視点があり、色々な捉え方があり、考えや方法も数多く存在するはずです。
対処療法として解決できるアドバイスや処置をしつつも、本来は間違えても失敗しても、「自分の頭で考え、選択し、決断すること」も大切なことだと伝えないといけないと思います。更にそのような考え方を少しずつでも身に付けれるようにサポートをしていくことが「相談を受ける側」の本来の役割ではないのかと思います。

プロ・アマ問わず、ただの「金儲け」や「自我を満足させるもの」だけではなく、本気で「道」を模索している方なら、納得してもらえるのではないでしょうか?

でっ・・・・このテーマを丁度書き終わった頃、ある方に「そうやって決めつけないでよ」と言われてしまいました(笑)

偉そうなこと言ってても、俺も実は「おばば」だったんだと反省しました(笑)。「いやー、まいった、まいった」(笑)