昔々、牛頭天皇は旅に出ました。その途中、裕福な家を見つけたので「一晩泊めてもらえないか?」と、その家の主、巨旦将来に頼みました。しかし、裕福な巨旦将来はその申し出を断りました。

仕方がないので旅を続け、しばらく歩いていくとみすぼらしい家がありました。そこで牛頭天王は諦めずにもう一度、一晩泊めてもらえないかとその家の者に頼んでみました。その家の者はとても貧しい蘇民将来(そみんしょうらい)という人で、先程宿泊を断った裕福な巨旦将来の兄でした。
蘇民将来は、「私は貧しく、お食事の方はこんなものしかありませんが」と言い、粟で作った食事で牛頭天皇をもてなし、一晩宿泊してもらいました。牛頭天皇は蘇民将来の真心に喜び、それ以後、疫病が流行した際「蘇民将来之子孫也」と記した者はその難を逃れると言われています。
(ここで必要と思われる部分だけ抜き取り、かなり大雑把にまとめましたが、ご興味があれば調べてみて下さい)

というわけで、現在少しでも皆さんの心が安定するために必要かな?と、願いを込めて引き寄せ画像のところに書いて載せておきますね。