あなたに質問します。
1 あなたの信念は何でしょうか?
2 あなたの哲学は何でしょうか?
3 あなたが自分の人生で一番重要だと思えるものは何でしょうか?
4 そして、あなたが思う幸せな人生とは何ですか?

さて、あなたはこれに即答できたでしょうか?

ほとんどの人が何かしらの信念をもっているわけではありません。
ほとんどの人が何かしらの哲学をもっているわけではありません。
ほとんどの人が自分の人生で一番重要と思えるものが判っているわけではありません。
そしてほとんどの人が「自分が思う幸せな人生」を生きてはいないもんです。

では何故「自分が思う幸せな人生」を生きられないのでしょうか?

それは無意識に他人が描いたアイデンティティーを押し付けられて、その人生を生きていたりするからかもしれません。
それはマスコミや親、流行や「常識とされているもの」に、無意識に価値観を植え付けられていたりするからかもしれません。
また、自分の所属する団体や組織への帰属意識を満たすこと、そこで認めてもらえるように頑張って承認欲求を満たすこと。これらを「自分の生き甲斐」に、毎日を生きているからかもしれません。

でも、本当にそれはあなたの望む幸せなのでしょうか?

「それなりに」と思われる人なら、それはそれで素晴らしい事でしょう。
これから「それなりの毎日」が送れるはずです。
しかし、あなたが「毎日楽しくもなく、何となく生きているだけ」、これを何とかしたい。
「何か目標を持ち、頑張ってそれを得たのに満たされない」、何故なんだろう?
または「得ようとして頑張っても全然得ることができない」、どこかが間違ってるのか?
こんな想いを何とかしたいのなら、今一度「自分の現在の価値観は何か?」「自分が幸せになるにはどうしたらいいのか?」、これを見直してみる必要があるでしょう。

ここでは誰でも出来て簡単に「自分の幸せや価値観」を知る方法を書いておきます。

まず「これだけは嫌だ」と思える不幸な状況を書き出します。
一番が◎「家族で過ごす時間がない人生」
二番が〇「仕事で認められない人生」
三番が△「お金がなくて苦しい人生」
とか、自由に書きだします。

それを反転した状態を考えて書き出します。
一番が◎「家族で楽しく過ごせる人生」 
二番が〇「仕事で大きな成果を出す人生」
三番が△「お金がどんどん入ってくる人生」
とかに変換します。

そして毎日「幸せ日記」をつけます。
(99.9%は幸せの素人 星 渉(著)前野 隆司(著)参考)
(慶應義塾大学の研究のカレンダーマーキング法を参考)

今日は幸せだったのか?
◎ 〇 △ × その理由を一行に簡潔に書いておきます。
1週間したら確認してみる。
例えば反転した◎の「家族で楽しく過ごせる人生」と、◎をつけた日の理由とを照らし合わせてみる。
「予期せぬ臨時収入が入った」◎なら、あなたの価値観は家族で過ごす事よりお金のほうが上かも知れないという事に気づきます。

あくまでそれを照らし合わせてあなた自身が気づく事に意味があると思います。

1週間で見当たらなければ期間を延ばして1ヶ月したら確認してみるとか。