では、これを活用出来ない人達とはどのような人でしょう?
それは「何か」に「必要以上に固執し過ぎている人」です。妬みの相手はそれを持っているが自分がどれだ努力していても「それ」を手に入れられない場合です。
どうしても「手に入れたい」のに「手に入れられない」場合です。
努力しても手に入らない、このままでは自分の心のバランスを崩す。その為にはその相手を陥れたり、悪口を言って引きずり落とさなくてはならなくなってしまいます。これは「妬みエネルギー」の悪い使い方ですね。
自分にとっても相手にとっても、双方に良くない未来が待ってるかもしれませんね。
何故か?
その事をいくら正当化して自分に言い訳して、上手く引きずり落とせても、自分の「妬み」から出た想いで行った行動はごまかせないからです。
例え上手く周りの人を欺けたとしても、自分はごまかせないんですね。必ず「自分がしたんだから周りの人だってするだろう」って思ってしまいます。常に自分の悪口を言っているんではないか?常に自分を引きずり落とそうとしているんではないのか?と思ってしまいます。だって自分がしたんだから当然他者もそのようにするであろうと思うのは自然なことですからね(笑)
このような引きずり落としたりできる人の中には「これは生きるためには必要な戦略」と捉えて、罪悪感など湧かずに出来る方もみえるでしょう。この方達はここでは対象にしません。習性なんで、それはそれで頑張って下さいね(笑)
ここでは「妬み」のエネルギーを自己成長や目的達成の為のモチベーションに変えられず、更に本来の自分には合ってないが、「そうせざるをえない」と思って悩んでいる普通の人を対象にして書いています。
ではそんな普通の人に対してのアドバイスです。
よく考えてみて下さい。本当にそれはあなたの「手に入れたい」ものなのでしょうか?
「手に入れなければならない」と思い込んでいるだけだったりしませんか?
要するに「手に入れたい」という自分の素直な欲求に突き動かされているものではないのに、いつの間にか勘違いして必要以上に固着し、「どうしても手に入れてやる」になっているだけかもしれないということです。
この場合、ほとんどの方が疲れています。心も身体も疲れています。ですからまずは疲れをとる。温泉に行く。マッサージに行く。山でも海沿いでも川沿いでも公園でも、自然に恵まれた環境に行き、散歩をする。そしてよく寝る。別に近場でいいんです。神社でもお寺でも自然に触れるのが重要ですね。
もし、田舎だからいつも自然に触れているけどって思う人は、「その当たり前に存在する自然」に目を向けて下さい。鳥や虫や動物に、川や海や山や森に目を向けて観察してください。そこに助けてくれるものがあっても、自分が目を背けていれば無いのと同じなんです。
疲れをとり、自然が豊かにある場所に身を置く。たったこれだけの事でも執着や固着から解放され、「妬み」が自然に無くなってくるはずです。そして「本当にしたいこと」に気づいてくるはずです。
「妬む」ってことは人を認める力があるってことです。この場合、更に努力が出来る人でもあるってことです。
では何がいけないのか?
答えは簡単。「あなたの魂が本当に望むことは違いますよ」「他を探してみて下さい。きっと見つかりますよ」って神様が教えてくれているってことだという事です。(笑)