このシリーズ最終章です。新型コロナに関してもこのシリーズに予防策に通ずる事ををちりばめ解いたので深く考察してみるのも面白いですよ。
お腹のマッサージを行う際は、お腹に何も付けなくても効果はあると思いますが、滑りを良くするために何か使う場合は、普段使っているオイルや乳液、クリームなど、自分が「一番効く」と思うもので良いと思います。
私自身はアロマオイルが一番良いと思っているので、アロマオイルについてほんの少し説明しておきます。
また、最後にアロマオイルでなくとも効果の出る方法も書いておきます。(気や術を覚えたい人も読んでおいてください)
アロマの精油は20年以上前に知りましたが、「気が使えなくても同じようなことが出来るんだな」とビックリしました。
ただし使い方が上手ければですよ(笑)
むくみとりに向いていると思われる精油
グレープフルーツ
グレープフルーツは神話に登場する果実になぞらえて「禁断の果実」とも呼ばれていたもので、ブンタンとオレンジが自然に交配したものではないかと言われている。
グレープフルーツの芳香成分には食欲を抑える働きだけでなく、脂肪をエネルギーとして燃焼させるミトコンドリアの内膜にあるUCPを活性化し、脂肪燃焼作用を起こすことが近年研究で解明された。
リンパ系の促進、うっ滞除去や過剰な水分を排出するなどに優れている為、むくみとりや脂肪燃焼には欠かせない精油。
ジュニパーベリー
11世紀頃のイタリアの修道士がジュニパーベリーを使った蒸留酒を作ったのが起源である。お酒のジンの香りづけとして使われていることでは有名である。
静脈やリンパを刺激し利尿作用が強いことから、体内の老廃物や毒素、過剰な水分を排出するので、優れたデトックス効果やむくみとりが期待できる精油。
サイプレス
古代エジプトでは棺に入れられ「死」と関連のある植物。キリストの十字架もサイプレスの木で作られたという言い伝えもあり、「死と再生」を表すことも。
静脈壁を強壮にし水分バランスを取る働きがある。即ち余分な水分が多ければリンパのうっ滞除去を促進し、足りなければ排出を抑えるなど、むくみ取りには欠かせない精油。
補足ですがコロナ対策として書いておきますね。
ティートゥリー
オーストラリアが原産地で属名「メラレウカ」先住民族のアボリジナルが長いこと万能薬として使っていました。薬として使用されていた歴史も長く、信頼できる精油の一つです。
コロナウイルスではエンベロープ(脂質性の膜)という膜に包まれてますのでアルコール消毒剤などによりダメージを与える事が出来ます。
アルコール同様。ティートリー、ユーカリ、ニアウリなどの精油はこのエンベロープを破壊してくれるので抗菌、抗ウイルス作用が期待できるということです。
これらの精油をブレンドしてお腹のマッサージに使う。
精油はそのまま使ってはダメですよ。キャリアオイル(ホホバオイルとかグレープシードオイルとか)に希釈して使います。
また、精油には禁忌ってのがありまして、こんな人は使わないでねとか、こんな時は使っちゃダメってのがあります。
上記の精油で言えば
グレープフルーツ:日光に当たるとき
ジュニパーベリー:妊娠中、月経過多や多量月経の場合、腎臓に障害がある場合、多量使用
サイプレス:妊娠中
ティートゥリー :敏感肌の方
などです。
あと、アレルギー反応が出るといけないから、必ずパッチテストしてから使います。
あまり安いのはちょっと危険かも。できるだけ信用できるメーカーさんのものを使いましょう。
それと希釈の場合、本来は色々と計算をしないといけないんですが、上記の精油ならすごく大雑把にキャリア30mlでに対して5~6滴くらいまでなら大丈夫だと思います。ただし単体で5~6滴はお勧めできません。故にこの場合だとジュニパー:2、グレープフルーツ:2、サイプレス:1などのブレンドです。またはジュニパー:1、グレープフルーツ:2、サイプレス:2など。
ここまでは通常のアロマセラピーです。
※普通のアロマセラピストはやらない方法をここで伝授(笑)。ここでラベンダーを1滴。「何故か?」
ラベンダーは本来むくみやダイエットには使わないんです。が、あえて1滴入れる。理由は、グレープフルーツはノルアドレナリンを促進させる。要するに通常の説明だと「交感神経を刺激しノルアドレナリンを促進させるので、やる気、元気を出す」と、よく書いてあります。正解です。でも人によっては反発もあります。大脳辺縁系の扁桃体ではノルアドレナリンは恐れや怒りを引き起こします。精油の芳香成分は当然大脳辺縁系にも働きます。逆にラベンダー(太るとか言われますが)はセロトニンを誘発し、リラックスさせます。故に最初のうちだけでもこの精油を嗅ぐか、お守り代わりに1滴入れるのがコツ(笑)。
考えても解りますが、もしむくんでるにしても、太ってるにしても、急に取り除かれたら身体のホメオスタシスが働いて反発するでしょ。何でも同じです。だから潜在意識や身体を、ホメオスタシスが働かないように、ちょっとごまかしてやるんです。「大丈夫だよ、そんなに変わらないから」って。
全ての療法に繋がりますが、「急に」「一度に」では何でも反発すると考えた方が無難です。更にマッサージの後に、特に女性はほのかな満足感を感じられるはずです。これは男性より女性の方がセロトニンの分泌量が少ないためです。むくみにしても脂肪にしても、多分何らかのストレスが関与している可能性があります。そんな時、多くの女性は甘いものを食べたくなります。甘いもので一時的にセロトニン値が上がるからです。その甘いものの代用をラベンダーの芳香成分がしてくれるということになります。ですからマッサージも続けやすくなります。とは言え、脳内のセロトニン量は腸管に存在するセロトニンに比べ圧倒的に少ないんです。ですから消化管の運動を促進するマッサージを行う事自体、腸内環境の改善に繋がり、セロトニンの分泌量を増やす事になるので、初めのうちだけお守り代りに嗅ぐか、1滴入れればいいと思います。
上記のアロマオイルは精油だけで効果はありますが、更にこれに自分の気を練りこみます。
これこそが「もののパワー」と「精神のパワー」の融合ですね(笑)。
アロマオイルでなくとも構いませんよ。自分が普段使っている乳液でも、薬局で売ってるクリームでも、水だって、入浴の時の石鹸でもいいんです。構いません。
気を感じたら、物にその気を移します。グルグル指を回すので気を感じたら、今度は気のボールを感じます
(何となくでも大丈夫)。
そうしたらすぐに利き手とは逆の手に液体を出し、上から「いいこ、いいこ」するようにナデナデしてやります。直接液体に触れるわけではありませんよ。イメージや「気」で「いいこ、いいこ」です。
ここでナデナデしながらイメージできれば「自分が痩せた時のお腹のイメージ」を、気と一緒に練りこみます。
できなければ、自分の選んだ仏の真言を唱えてもいいいです。これでお腹をマッサージします。この時もまた、マッサージしながら自分が痩せた時のお腹のイメージを気と一緒に練りこむか選んだ仏の真言を唱えながらマッサージします。上手くできれば効果倍増ですよ(笑)
まとめ
おさらい
1 合理的で、かつ論理的な生理学的な知識を学んだ。これらを習慣化する。
2 「何の為に」を書き出した。
3 その欲望の根源を知り、そのフィールドを決めてアクセスする。(アクセスの為にはイメージと真言などを唱えてつながる。)
4 「呼吸全般」。
5 リンパエクササイズ(マッサージとストレッチ)を実行し、習慣化する。
むくみとりのマッサージやストレッチは、毎日できなくても週に何度かは行えるように習慣化する。リンパエクササイズのストレッチも、全てをやらなくても、ストレス無くできることを選んで実行していくことから始める。
回数なども、無理のない回数で続けるのも一つの手だと思います。また、姿勢は気づいた時に直すように心掛けると良いですね。
さあ、長くなりましたがこのシリーズはとりあえずここまで。
お付き合いくださった方、お疲れさまです、是非この機会にパターンと原理を理解して下さいね。