1)4-2-4呼吸法(7-3-7-3)

腹式呼吸を意識出来てきたら次のステップに進みます。次も仰向けに寝た状態で膝を立て、前回書いた「腹式呼吸を意識する」を何回か感じてください。出来れば10回、少なくても4~5回は感じてください。今度はこれに「4秒吐いたら2秒止め、4秒吸ったら2秒止める」呼吸法を重ねていきます。腹式呼吸法は自然に出来ているのですから、簡単に進めますので安心してください。呼吸法を覚えようとする人達の挫折は、腹式呼吸とは特別な呼吸法をするようなイメージがあり、寝ている時は自然に出来るものなのに、座ったり立っているとまた肩を上下に動かす胸式呼吸に戻ってしまうという事があるようです。ですから座ったり立っている状態でも自然に出来てしまうように、アンカリングをこの時点で行います。寝てれば出来ている腹式呼吸に「4-2-4-2のリズムで呼吸をする」を付け加えることで、この二つはセットになります。腹式呼吸は「4-2-4-2」のリズムですると、座ってても立ってても「4-2-4-2」が呼び水となり、「4-2-4-2」の呼吸をすれば自然と腹式呼吸も出来てしまう。これを狙うということですね。

「4-2-4-2」は、かなり以前出会った「魔女」に教えてもらいました(笑)。その魔女曰く「これは魔術に必要不可欠のエーテルの増強が簡単に出来るから試してみな」ってなことです(笑)。まっ、みなさんの魔女って概念がどんなイメージか解りませんが(笑)「ちょっとだけ不思議なことが出来ちゃう女性」みたいなイメージで軽く捉えていただくか、ただのジョークかどちらでも(笑)
まっ、それはさておき、クンバカ(息を止める呼吸法)など、インドの方と日本人では温度差もあり、習慣に出来る日本人は結構少ないと思います。それは「吸う、吐く」の秒数が長いのはもちろん、息を止める時間が長いから「心や身体に負担が来るから」だと思います。
ですからクンバカを多少なりとも取り入れたこの簡単な呼吸法の方が、私は結果的に長い目で見れば実践的かなと思い、これをここで取り入れました。

「呼吸全般」

1)「腹式呼吸を意識する」前回迄

(5呼吸ほど繰り返し、確認します)

2)「4-2-4」呼吸法

(確認が出来たら「吐く」から始め、4秒で吐き切ります。吐き切ったら2秒止め、自然に呼吸が入ってくる感じを4秒間味わいます。
そして2秒止める。)(5呼吸繰り返します)。

3)仏をイメージし真言を唱える

(仰向けに寝たままでいいので選んだ仏をまたイメージします。今度はイメージした仏からエネルギーをもらうように真言を唱えながら息を吐き切ります)。7回程

4)理想とする体型をイメージし、仏に身を任せるように、呼吸が自然と入ってくるのを感じます。
(これは秒数関係なし、何度でもよい)

おさらい
1 合理的で、かつ論理的な生理学的な知識を学んだ。これらを習慣化する。
2 「何の為に」を書き出した。
3 その欲望の根源を知り、そのフィールドを決めてアクセスする。(アクセスの為にはイメージと真言などを唱えてつながる。)

4 「呼吸全般」。