ここでは更に深く掘り下げて解釈をしていきます。「2」では対立するものが「3」ではその対立から二つの相反するものの中心を探しながらバランスをが見つけ調和させる。または相反するものを統合して(抽象度を上げまとまりを模索する等)一つのものとして捉える視点を持つことになります。その調和が更に安定を生みだし、一つの秩序に従ったまとまりを生み出していくのが「4」と言う数字だと思います。故に東西南北の四神や地水火風の四大元素など「4」つ揃う事ではじめてそこに働く決まりのようなものが出来上がります。この解釈をすれば「4」はここから色々なものでも生み出す事が出来ると言う解釈にもなります。更に複数のものを一つにまとめる事が出来る数字で固める事と安定を示すと共に「生み出す、まとめる」と言う事も可能となります。そこから「皇帝」の解釈がタロットカードでは示されているのです。