数字 2

表の面と裏の面の二つの意味を持つ数字。

受容、女性原理、水、月、矛盾、縁、繋がり、関係づけの原理、愛の原理、協力、母性愛、同情、分裂、両極端、過保護、過干渉、「呑み込む母のイメージ」、葛藤、比較などを表す。

明暗、善悪、表裏、相反するものを別々のものとして「分ける」と、比較、葛藤、分裂なども生まれることでしょう。そこから苦しみが生まれてしまいます。しかし、点と点を結べば線になるように、点が二つ揃えば線にすることが可能となります。要するに、点を別々に捉えて比較、葛藤、分裂、争い、拒絶とするのか?そうではなく、縁や繋がりを持つこともできると言う、もう一つの意味にすることもできます。その縁や繋がりから同情や愛の原理なども生まれてきます。
更に「受動的女性原理」としての性質の良い面を育てていければ、協力、同情、愛、包容力、母性愛などに発展していき「大いなる力」へ進化できる数字です。

しかし、これも余り行き過ぎバランスをとらなければ、過保護、過干渉、「呑み込む母のイメージ」も生み出すので、注意も必要となります。通常手立てを知らなければ、この数字の2の特性を帯びている人は、ここに留まり、その狭間で行ったり来たりの繰り返しになると思います。
数字の2を知ることは女性原理を知ることに繋がり、この2の特性が強く働き過ぎてマイナスの性質が出てくるのを防いだり、男女を越えた「人としての視点」を向上させたいのであれば、男性原理「3理解や理性」を受け入れ、統合すればよいことになります。