あなたも精霊の力を身に付けてみましょう!
ここでは現実に使える考えと力を身に付けていきます。
慣れない考え方は混乱するので、まずは簡単にするために土を除いて火、水、風(カバラでは原初の三元素ですね)でいきます。そしてまずは「風使い」になります(笑)。
火、水、風の習性を見れば「火は忙しなく上へ上へ燃え上がり」、「水は下へ下へ落ちていこう」とする。「風はその相反する働きの狭間にいて、自由に動こうとするもの。火、水よりも形がないもので、形よりも動きに近いもの」。
この火、風、水を人に当てはめると「頭が火」、「胸が風」、「腹が水」になります。(これも前に少しこのブログで触れましたよね)
例えば、忙しなく早い口調でお話ししている方がいたとします。初めのうちは楽しそうに話していても、どんどんテンションが上がっていけば、それに伴い、より早口になる。こんな人を見て火、風、水のどれに当てはめますか?多分、多くの人は火か風だと思います。私なら火です。この人はそのうちテンションが上がる度に興奮したような状態になります。相手の反応次第では、気が上っているので「カッカ」しやすい土台が既に出来上がっています。「キレやすくなっている」んですね。怒ったり興奮した時に、額の静脈が浮き立ち、その血管がキレるイメージができます。火の習性が行き過ぎれば(テンションが上がり過ぎれば)、頭の額の血管が「キレるように怒りも出やすくなる」という事が、この事から理解できます。