昔、色々模索しながら呪符を書いていたころがありました。もちろん畏れ多くも今でも色々試しています。
ある強い思いがあり、それを何とかしたいと思ってたときでもありました。
そんな時期に瞑想をしていると、「亀に乗った美しい女性(女性に見えただけですかね)手には杓文字を持っている」ビジョンが見えました。
「うーん、誰なんだろう。多分、仏だと思うけど亀に乗ってるのは知らないな。杓文字持ってたし」
今ではインターネットも発達し、すぐにその存在が解るのでしょうが、昔はちょっとしたことを調べるのに、時間もお金も意欲もいりました(笑)。(なんせ独覚、頼れる師もいなかったからね(笑)独覚はジョークということで)
このように色々と知りたくて瞑想していた頃、ビジョンや声、時には音楽、ダイレクトに流れ込む感情なんかで知りたいことを色々と教えていただきました。ただ、こうしたことを教えてくれるのが誰なのか?
神仏か神霊か守護霊か悪魔か宇宙人か集合的無意識なのか?ただ単に潜在意識や脳内ホルモンのなせる技なのか?は、決めつけないようにしています。(もちろん名乗るときもありますが、『へー』で終わらせていただいています。正気と現実を生きる為に(笑))
今考えれば、こんな事も解らずに呪符をバンバン書いてたんですから恥ずかしいことです。
霊符などをたどれば、密教でも陰陽道でも霊符や呪符などを書くものにとって、必ず一つの存在に行きつきます。それが先ほど瞑想に現れた妙見菩薩という存在です。
古代の中国の一部の人は、空の一点を中心として星が巡っているように見えることを知ってました。
そのことからその一点を宇宙の中心と考え、そこを北辰(北極星)と呼びました。その北辰が神格化されたものが天皇大帝(てんのうだいてい)という象徴です。
要するに妙見菩薩とは、古代中国の思想においては北極星(北辰)のことであり、天帝(天皇大帝)と同一のものなのです。道教では実質的に宇宙万物を運用・統治している最高の神である四御の一つ北極紫微大帝とも言います。(別だという説もありますのであしからず)
ですから効果的に呪符や霊符などを書く場合、前回の事と合わせ、最低でもこの妙見菩薩に祈りをささげるのも効果的かつ最低限の礼儀だと思います。
そして呪符などを書かない時にも(今後書きたいと思う人は)常に妙見菩薩をイメージし、手を合わせ、真言オン ソヂリシュタ ソワカ・オン マカシリエイ ヂリベイ ソワカを唱えるのが良いでしょう(個人的にはオン ソヂリシュタ ソワカだけでもよいと思います)。
ちなみに、「非道、無慈悲な者が唱えれば容赦なく己に罰になって返る」とされる真言でもあると言います。
ですから本当に効く呪符などを作成できるのであれば、人様が不幸になるような黒魔術的なことは行うことなどできないと言えませんか?(他なら、色々(笑))
イメージ画像は次回・・・