少し話が堅くなってきたようなので、この辺で軽くおまじないをふまえて潜在意識を説明してみますね。
ネットで話題になっていたもので、かつ効くと言われている手軽なものは・・と、探してみたらありました。
「塩まじない」ってのが(笑)
ちょっとやってみましたが効きますね。3回やりましたが、小さいことですが即効性ですね。
やり方はとても簡単なんで知らない人の為に書いておきます。
用意するもの
水に流せるティッシュ(またはトイレットペーパーなど)
ペン
塩一つまみ
ライター(火をつけるもの)
まずティッシュに叶えたいことの逆のこと、要するに消してしまいたいことを(恋人ができない)(パチンコで勝てない)などを書いてその上に塩を一つまみふりかけます。その後ティッシュを下から折り曲げ、塩を包み火を付けます。残った灰はトイレに流すといったものです。
赤いペンが効くとか大安、寅の日、巳の日、新月、満月などの日、天赦日、鬼宿日、一粒万倍日に実行すれば効くとか、下から折り曲げると効くとか、色々詳しく書いてあるブログも多いようなので検索してみてください。あと、書き方でよくブログにあるのが「斜め上効果」とか言うやつですね。
色々な説明を読んでみると「お金がない」などの具体性がない抽象的な表現で書くと良くないとの説明や、「両想いになりたい」などの逆ではない表現で書くといけないなどの注意がよく
書かれています。
さてこの塩まじない、何故効く人が多いのでしょうか?色々なブログの紹介では、塩は昔から浄化の作用があるのでまじないにも多く使われ、「叶えられない」といった否定的な思いを浄化するのでは?などの説明がなされたりしているサイトも見受けられました。
なるほど、そう捉えれば火に燃やしたりトイレに流したりする儀式的な行動も理解できますね。
私なりの呪術的解釈では塩は浄化するというのは、結晶が正六面体の為、固めるもしくは封じ込める働きがあると思っています。この塩の働きは日本だけに限らず、海外も含め有能な霊能者の方も塩に霊を封じ込める力があると言われるでしょう。
ですからネガティブな想念を封じ込め燃やしたり、流すといったことが効くというのも納得がいきますよね。
もう一つの解釈は無意識や心、潜在意識の法則からみた解釈です。
潜在意識は否定語が解らない特性があります。まだ無意識の蓋が閉まっていない小さな子などに「こぼしちゃダメよ」とお母さんが注意を促すほどこぼしやすいものです。「汚しちゃダメよ」と言われても返って汚してしまいます。これは天邪鬼でも反抗でもなく、潜在意識は否定語は理解できない特性があるからです。ピンと来た人はもうお解りだと思います。そうです、正に否定語を書いても肯定語にとって叶えてしまう塩まじないそのものですよね。肯定的に書いて願いを叶える方法は昔から多く存在します。書かなくとも、言葉に出すアフォーメーションや肯定的イメージを描く「引き寄せ」などもあります。しかし皮肉なもんで、これらの方法で願いが叶う人達は1割にも満たないのでは、とも言われています。特に日本人は不向きなようです。でも、何故かもっと簡単な塩まじないは効いてしまう。多分ちょっとしたことなら叶う方はかなりいると思います。これは大人になると子供の時のように「素直になれない」。この一言につきるでしょうね。言い方を変えれば、自我が邪魔をしてしまうのです。心のどこかで今現在、叶ってないのに何で「言ったり思ったりしただけで叶うの?今までだって苦労していたじゃない」などの心がはたらくと思います。俗に言うブーメラン効果と言うものです。これらが働かないようにするには、先ほども母親が子供に言った「こぼしちゃだめだよ」を反対に用いれば良い。それが塩まじないではないのかと思いました。まさに「恋人ができない」と書く。すると自我や意識は、今いないのだから、当然ブーメラン効果は働かない。意識が邪魔をしない分、潜在意識に伝わりやすい。否定語が解らない無意識には「恋人ができない」も「恋人ができる」になってしまう。こんな考え方も他のまじないをする上では役に立つ解釈ではないでしょうか(笑)。
この解釈が正しいなら、塩まじないが効かなかった人も効くようになるかもしれません。
1 書き方は間違っていなかったか?例えば「パチンコで負けてしまう」正しくは「パチンコで勝てない」
2 一度でダメでも何度もやってみる。回数を積み重ねることは潜在意識を働かせる方法の一つです。
3 軽い気持ちでリラックスしてやってみる。リラックスで意識の力を鎮めたぶんだけ潜在意識が活動しやすい。
なども有効だと思います。