心理学などでも「似たもの同士のカップル」と「異なる人間性を持ったカップル」を比べた場合、異なるカップルの方が長続きする傾向があるとも言われています。これはお互いのもつ性質が異なる為、関係を続けていくうえで良い刺激になるからと言われています。

性格や価値観が違い、「補完性の法則」でカップルになると、最初は疑問や不安も多くあるでしょう。違う者同士ですので。しかし恋愛中は全てがプラスに働きます。不安も心配も、疑問ですら恋愛を高めてくれるエネルギーとして使われ、全て良い刺激になるものです。お互い好みが違っても、折り合いをつけるために合せることができ、そのため今まで知らなかった世界を感じさせてくれるかもしれません。自分の視野を拡げることにもつながります。

ただし、恋愛の気持ちが続くのは生理学や脳科学的には非常に短い時間で、子供をつくるまでなんて説もあるくらいです。(もちろん例外もあると思います)
その後も長い間の結婚生活を営むと、やはり「違う価値観の人」と一緒に生活をする事は多くの苦痛も伴います。お互いどこかで折り合いをつける必要も出てくるでしょう。しかし苦痛や疑問、問題が起きやすい分、何らかの解決をしないと破綻してしまうので、お互いに成長ができるのは、やはり「補完の法則」からカップルに至った人達かもしれません。