自分のパターンや相手のパターン(パターンの一つとしてソーシャルスタイル理論を用いました)を理解できてきたら、次は自分に似ている人と付き合う場合と自分と異なる人と付き合う場合ではどのような違いがあるのかを繋げて考えていきます。
このような一連の流れを、経験を通して間違いながらも少しづつ学んでいくと、どんな人とお付き合いしても楽しくなってくると思います。
人は、自分と似ているからその人を好きになることがあります。
これを心理学では「類似性の法則」と言います。
性格や価値観などが自分と似ている為、好きになってしまうものですね。
お酒が好きなら「飲み仲間」、ゴルフ好きなら「ゴルフ仲間」、その他、趣味が合えば一緒に体験や経験する場面が増えていきます。音楽や映画なども趣味が一緒ならば、その人と価値観が似ていると感じ、好意的になるものです。もとは好きでなくとも「相手の事を好きだから」合わせることで親密さが増すこともよくある話ですね。
成績が良い営業マンなどは、商品やサービスを売る前にまずは自分の顧客になられる方の趣味を聞いて、その話題が出来るように努力をする人も多くみえます。
それを利用したものに、その人と同じ態度を取ることで好意をもってもらうものもあります。様々な方法がありますが、個人的にはインスタントのものは「両刃の剣」だと思いますが(笑)。例えば同じ行動を真似る(カップを持てばカップを持つ)、しかしこれはバレやすいので、少し時間をずらして行うものや、逆の行動をわざと取るもの、相手の言った事を「オウム返し」のように繰り返すもの、ホント色々あります。これはみなバレたらおしまいと思っておいた方が無難です(笑)。バレたら「なに、こいつ?」ってことにもなりかねます。
私ならこういったテクニックを覚えるよりも先に、先程言った趣味なんかを合わせる努力をした方がよいのでは?と思います。自然に誰でもできますからね(笑)
初対面なら知ったかぶりせず、趣味や興味を持っている事を教えてもらう姿勢の方が大切だと思います。
つづく・・・