私達人間は、どうしても「人」に関心を持ってしまう生き物ではないでしょうか?
「いや、俺は人づきあいが嫌いなんだよ。一人でゲームしてたほうが好き」
「私は一人で映画観賞や読書してたほうが好きなんだよね」
そういう人もみえるでしょう。
でも、これもやはり根本には「人」に関心があるからかもしれません。
ゲームのキャラクターだったり、映画に出演する男優さん女優さん、その役柄の人物像だったり、読書もそこに登場する人物や著者の考えだったりと・・・。

また、こんな会話があるかもしれません。

私「コロナの影響も有り、これからどんどん人の繋がりは無くなっていくようにみえますが、何時になっても人は人に関心を寄せてしまう生き物かも知れませんね」

Aくん「イヤ、僕、人が嫌いなんで、人に関心は全くないです。僕は一人で映画観賞や音楽鑑賞してる方が好きですよ」

私「そうなんですね。しかし映画に出演する男優さんや女優さん、その役柄の人物像だったり、その音楽を作詞作曲した人や、演奏したり歌ってる人だったりと・・・」

Aくん「イヤ、作品自体に興味はあっても決して人には興味が湧かないんすよ」

私「そうなんですね。しかし、もしかしてそれを楽しんでる自分が好きってことはないですか?」

Aくん「イヤ、僕は自分が大嫌いなんですよ。それはないですね」

私「そうなんですね。しかし全く嫌なところばかりじゃないでしょ?好きとは言わないまでも、こんな所なら、まぁ許せるかな?ってところは?」

Aくん「ありませんね。嫌いなところばかりですね」

私「そうか、どんなところが嫌いですか?」

Aくん「何でそんなこと言わないといけないんですか?」

私「なーんだ、よかった。Aくん、意外と自分の事好きなんじゃないですか?」

Aくん「何で言わないと好きって事になるんですか?頭、大丈夫ですか?」

私「いえいえ、言えないんだなってね(笑)」

Aくん「言えますよ」

私「ホントですか?」

Aくん「例えば、僕は飽きっぽい」

私「うん、ほぉ、柔軟性がある」

Aくん「はあー?」

私「もう無いんだ?(笑)」

Aくん「僕は仕事が遅い」

私「慎重なんですね」

Aくん「ほんと、うざい。いちいち良い事に変えないでよ。」
「とにかく嫌なです。僕は暗い、僕はしつこい、僕はスグに人に反発する。
とにかく自分が嫌いなんですよ。」

私「そうですか、よく解りました」

私(うーん、やはり「自分という人」にそんなに関心があるんだな、と心の中で思う)

という事で(笑)、「人」について、特に対人関係の心理学について、ぼちぼち簡単なものから書いていこうかな、なんて思っています。神道と同時に少しづつ載せていくつもりですから、神道に興味ない人は「対人関係の心理」の方から読んでくださいね。