ポジティブな日記をつける。
上手くいった行為を書く。3つ以上は書くと良いでしょう。些細な事でも、とにかく見つける事が重要です。見つけられなければ1つでも書いてください。良いところを見つける癖をつける事で運を良くする方法ですね。自分の興味のあるものを無意識に選択してしまう脳の細胞に、「書くという行為」で刺激を与えるものです。
ネガティブな日記をつける。
こちらは逆に嫌な出来事、辛かった出来事、要するにストレスを感じた事を書き出すものです。その時の感情や「何に対してネガティブな感情が湧いたのか?」を、具体的に書き出すと良いでしょう。こちらは辛かったと思える時に書けばよく、それが無かったときは上のポジティブな日記をつけてみましょう。どうしてもポジティブな事が見つけられなければ、ほんの少しでも「いつもと違った出来事だな」と思える事を1つでも見つけて書けば良いのです。
どちらかだけでも、両方使い分けて書いても自由です。ただし、最低3週間は何でもいいから日記を書くことで習慣となり、後々何かしらの気づきや利益を生み出してくれるでしょう。
「わざわざネガティブな事を書くなんて」と思われる方もみえると思いますが、ポジティブでいられない時は誰でもあります。それを無理やりポジティブに考えようとしても、人間やはり無理があります。上手く事が運んでいる時はよいのですが、上手くいかない時でも「無理してポジティブにしなければならない場面が多い時」が長く続けば、誰でも「心の闇」にもがくことになってしまいます。もがけばもがくほど泥沼にはまり、やがてはもがくこともできなくなり、疲れ果てて溺れてしまいます。ネガティブな日記をつけて吐き出す行為ができれば、心のバランスも取れてくると思います。
もし、書いた後にスッキリはしたが、ちょっとためらいや後悔、ネガティブな自分が許せないようなら、その部分を四角で囲み、×を打てばよいのです。